One Hour Lesson for Kanji Stroke Orders Using Simplified Grammar / 漢字簡略画文法を用いた1時間でわかる筆順規則

Read Me First / はじめに

   If you are a Japanese learner, please access a site of Kanji Hand-writing Recognition.
The site is very usefull for searching unknown meaning or reading of kanji characters.
If you know basic knowleage for kanji stroke orders, you can effectively search unknown kanji.
Please read one hour lesson of Rules of Stroke Orders.

   If you know kanji grahemes, you can also search unkown kanji using Kanji Search by Graphemes for "森" such as "木木木".
Please check viewgraphs in this page for getting basic knowlede of kanji strokes and graphemes.
The searching method by graphemes is very usefull than handwriting method for complex kanji with many numbers of strokes such as 楽 by "白木".

   Also, a site of Associative Kanji Learning is usefull for your learning for kanji meaning, reading, grapheme analysis and so on.
Please try to learn kanji and Japanese.

   もし、あなたが1時間(じかん)で 漢字(かんじ)の 筆順(ひつじゅん) 規則(きそく)を 理解(りかい)したい 場合(ばあい)は、 10個(こ)の 筆順規則(Rules of Stroke Orders)を、 最初(さいしょ)に 読(よ)んでください。
この10個(こ)の 筆順(ひつじゅん) 規則(きそく)だけで、 常用(じょうよう) 漢字(かんじ) 全(すべ)ての 筆順(ひつじゅん) 規則(きそく)を 理解(りかい)することができます。
なお、その 背景(はいけい)を 知 (し)りたくなったら、 前後(ぜんご)の 項目(こうもく)を 読 (よ)んでください。

   すなわち、上=↓+→+→と 上=→+↓+→や 一点しんにょう(辶)と二点しんにょう(辶)などのように、 一つの漢字(かんじ)に 複数(ふくすう)の 筆順(ひつじゅん)や 書体(しょたい)があっても、 誤(あやま)りではないことに 注意(ちゅうい)してください。

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The summary of this page is the following.
このページのまとめは、 以下(いか)の 2項目(こうもく)です。

1. There are 15 kanji primitive graphemes (→↓↙↘↗フ↴く↳∠レ㇉㇈乙𠄎).
   15個(こ)の 漢字(かんじ) 原子(げんし) 字素(じそ)がある。

2. Summary of 10 Rules of Kanji stroke orders is the following.
   10個(こ)の 漢字(かんじ) 筆順(ひつじゅん) 規則(きそく)のまとめは 次(つぎ)の 通(とお)りである.

Please click the following number links for detail rules of stroke orders.
漢字(かんじ) 筆順(ひつじゅん) 規則(きそく)の 詳細(しょうさい)は、 次(つぎく)の 規則(きそく) 番号(ばんごうく)を クリックしてください。

1. Effective Kanji Learning Using Anaylisis and Synthesis of Kanji Graphemes / 漢字(かんじ) 画(かく) 分解(ぶんかい) 合成(ごうせい)を 用(もち)いた 効率的(こうりつてき) 漢字(かんじ) 学習(がくしゅう) 法(ほう)

「木」(tree)の 意味(いみ)を 知(し)れば、 漢字(かんじ)では、 形声文字が多いことから、 「林」(woods)や 「森」(forest)の 新(あたら)しい 漢字(かんじ)の 意味(いみ)を、 簡単(かんたん)に 推測(すいそく)できます。
このように、漢字(かんじ)は 表意(ひょうい) 文字(もじ)(Ideogram)のため、 未(み) 修得(しゅうとく) 漢字(かんじ)(unknown kanji)も、 意味(いみ)を 推測(すいそく)できる 場合(ばあい)が 多(おお)くあります。
また、「新」(new)の 読(よ) み「シン」と 新=亲+斤の 分解(ぶんかい)を 知(し)ると、 「親」(parent)と 「薪」(firewood)の 音(おん) 読(よ)みが、 全(すべ)て「 シン(shin)」であることを、 簡単(かんたん)に 推測(すいそく)することができます。
このような漢字(かんじ)の 増幅(ぞうふく) 構造(こうぞう)の 持(も)つ 特色(とくしょく)を 利用(りよう)することにより、 「漢字(かんじ) 学習(がくしゅう)」が 楽(たの)しく 易(やさ)しいものになります。
また、漢字(かんじ)の 筆記(ひっき)においても、 筆順(ひつじゅん)を 誤(あや)り 難(にく)くする 事(こと)ができます。

教育漢字の1,006個、 常用漢字の2,136個の 全(すべ)てを 覚(おぼ)えるのは 大変(たいへん)ですが、 効率的(こうりつてき)な タッチ式(しき) 漢字(かんじ) 字素(じそ) 分解(ぶんかい) 合成(ごうせい)を 用(もち)いた 連合(れんごう) 学習(がくしゅう) 法(ほう)を 用(もち)いれば、 可能(かのう)になると 思(おも)います。
ぜひ挑戦(ちょうせん)してください。

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This photograh is an example of miss-writing kanji the Moon "月" to the Sun "日" at museum in USA. Please consider reasons of miss-writing kanji characters.
以下(いか)の 図(ず)は、 米国(U.S.A.)の 博物館(はくぶつかん)の 入口(いりぐち)に 掲示(けいじ)されていた 看板(かんばん)です。
この例(れい)では、 「月」 曜日(ようび) (Monday)を 「日」 曜日(ようび) (Sunday)と 誤(あやま)っています。

この誤(あやま)りは、 画(かく) 文法的(ぶんぽうてき)には、 「日=冂+二」と　 「月=冂+二」とが 同一(どういつ)であり、 図3 (Fig. 3)の例(れい)のように、 漢字(かんじ)フォントによっては 下(した)に 突(つ)き 出(だ)す 場合(ばあい)があり、 字形(じけい)が 類似(るいじ)していることが、 主(おも)な 原因(げんいん)ではないかと 考(かんが)えられます。
さらに、払(はら)い(sweep)や 跳(は)ね(hook)などの 漢字(かんじ)の 冗長的(じょうちょうてき) 特徴(とくちょう) (redundant features of kanji)を 知(し)らなかったことが 原因(げんいん)と 思(おも)われます。

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次(つぎ)の 図(ず)は、 京都(きょうと) 龍安寺(りょうあんじ)の 茶室(ちゃしつ) 前(まえ)にある 「蹲踞(つくばい))」で、 漢字(かんじ)の 「口(mouse)」を 中心(ちゅうしん)にして、 「吾唯足知」と 彫(ほ)られています。
すなわち、 漢字(かんじ)は、 字素(graphemes)を、 上下(じょうげ) 左右(さゆう)に 配置(はいち)して 形成(けいせい)していることが 分(わ)かり、 また、吾=五+口、唯=口+隹、足=口+龰、知=矢+口と、 字素(じそ) 分解(ぶんかい) (Grapheme Analysis) 出来(でき)ることも 示(しめ)している。

Fig. 4 Kanji Written in Tsukubai at Ryoanji / 龍安寺(りょうあんじ) つくばいの「吾(われ) 唯(ただ) 足(たる) 知(しる)」

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次(つぎ)の 図(ず)は、 漢字(かんじ) 「曜=日+翟(=羽+隹(=イ+↓+丁+三))を、 字素(じそ)により 階層的(かいそうてき)に 分解(ぶんかい)した 解析木(かいせきき)である。
それぞれの字素(じそ)は、 意味(いみ)を 持(も)っているので、これが、 漢字(かんじ)の 増幅(ぞうふく) 構造(こうぞう)の 持(も)つ 特色(とくしょく)です。

Fig. 5 An example of Kanji Anaysis Tree by Kanji Stroke Grammar
漢字(かんじ) 画(かく) 文法(ぶんぽう)で 解析(かいせき)した 漢字(かんじ) 木(き)

2.  Kanji Graphemes / 漢字(かんじ) 字素(じそ)

Table 1 Symbols of English Alphabet, Japanese Phonemes and Kanji Atomic Graphemes
         英語(えいご)アルファベット、 日本語(にほんご) 音素(おんそ)、 漢字(かんじ) 基本(きほん) 字素(じそ)の 記号(きごう)

文字(もじ)(letters)を 書(か)(writing)く 際(さい)には、 筆(ふで)(brushes)やペン(pens)などが 質量(しつりょう)(mass)を 持(も)つことから、 物理(ぶつり) 的(てき)(physical)な 慣性(かんせい)(inertia)の 法則(ほうそく)(law)により、 丸(まる)(curved)みを 帯(お)び 緩(ゆる)やか(smoothly)で 多様(たよう)(various)な 書(か)き 方(かた)(styles)になる。

英語(えいご)アルファベット(English alphabets)は、 印刷(いんさつ) 用(よう)(printing)に 大文字(おおもじ)(capital letters)が 用(もち)いられていたが、 筆記(ひっき)を 簡単(かんたん)にするために、 角(かど)を 丸(まる)めたりした 小文字(こもじ)(small letters)が 作(つく)られ、 大文字(おおもじ)と 混在(こんざい)(mixed)して 用(もち)いられるようになっている。 これは、「ひらがな」が 漢字(かんじ)から 作(つく)られた(derived)ことと 類似(るいじ)している。

ギリシャ文字(もじ)(Greek letters)は、 数学(すうがく)の 記号(きごう) 言語(げんご) (symbolic language of Mathematics)としても 用(よう)いられており、 Σがシグマ(sigma)で、 summation (和(わ))と 対応(たいおう)するので 加算(かさん)(addition)に、 Πがパイ(pi)がproduct (積(せき))と 対応(たいおう)するので 乗算(じょうざん)(multiplication)を 表(あらわ)している。 このように、記号(きごう)(symbols)を、 読(よ)み(reading)の 意味(いみ)(meaning)と 対応(たいおう)させ(correspond to)て、 多様(たよう)な(various) 表現(ひょうげん)(representation)として 用(もち)いることができる。
$\sum _{i=1}^{3}i=\prod _{j=1}^{3}j=3!=6$

音声(おんせい)の 発声(はっせい)では、 唇(くちびる)、 舌(した)、 顎(あご)などが 質量(しつりょう)を 持(も)つことから、 物理(ぶつり)の 慣性(かんせい)の 法則(ほうそく)により、 調音(ちょうおん) 結合(けつごう)(coarticulation)が 生(しょう)じ、 大根(だいこん)/daikoN/が[de:koN]になったり、 仙台(せんだい)/seNdai/が[seNde:]になったりする 現象(げんしょう)が 生(しょう)じる。 また、IPA (International Phonetic Alphabet)では 日本語(にほんご)の/u/は[ɯ]と 異音(いおん)(allophone) 表記(ひょうき)する 通例(つうれい)になっている。

何(なに)を 漢字(かんじ) 字素(じそ)( 書記素(しょきそ), kanji graphemes)とみなすかは、 研究者(けんきゅうしゃ)(researchers)によって 異(こと)なりますが、ここでは、 漢字(かんじ)は 全(すべ)ては、 字素(じそ)と 成(な)り 得(え)るとしますが、 その 中(なか)に、 特(とく)に、15 個(こ)の 基本(きほん) 字素(じそ)(15 kanji atomic graphemes)があるとしています。

なお、ここでは、特(とく)に、 矢印(やじるし) 記号(きごう)を 積極的(せっきょくてき)に 用(もち)いることにより、 明示的(めいじてき)に、 画(かく)(stroke)の 方向(ほうこう)(directions)にも 重要(じゅうよう)な 特徴(とくちょう)が 有(あ)ることに、 注意(ちゅうい)を 向(む)けることを 目指(めざ)しています。

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漢字(かんじ)の 直線(ちょくせん)(straight line)の 画(かく)(strokes)では、 以下(いか)の 5方向(ほうこう)(5 directions)の 画(かく)のみ 許容(きょよう)(permission) されるものとします。
すなわち、 時計(とけい)の 9時(じ)から 12時(じ)の 方向(ほうこう)の 画(かく)は 無(な)いと 覚(おぼ)えれば、 分(わ)かりやすくなります。
この5個(こ)の 画(かく)(strokes)を、 原子(げんし) 直線(ちょくせん) 字素(じそ) (atomic straight graphemes)と 呼(よ)びます。

原子(げんし) 字素(じそ) (atomic graphemes)の 記号(きごう)とその 意味(いみ)は、 次(つぎ)の 表(ひょう)で 示(しめ)されます。

Table 2 Directions, Strokes, Symbols, and English Meaning for Atomic Graphemes

Fig. 7 An Example of Kanji Hand-writing Recognition for Inhibited Direction of "一"

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   漢字(かんじ) 辞書(じしょ)を 引(ひ)く 際(さい)に、 漢字(かんじ)の 画数(かくすう)は、 重要(じゅうよう)な 情報(じょうほう)になります。 しかし、画数(かくすう)を 数(かぞ)える 作業(さぎょう)は、 非常(ひじょう)に 困難(こんなん)な 場合(ばあい)があります。

   例(たと)えば、 「子」の漢字の画数(かくすう) (no. of strokes)は、 「2」、「3」、「4」のどれでしょうか？

答(こた)えは、3 画(かく)です。
子 = (H + P) + S + H = A + S + H (3 strokes)

最(もっと)も 簡単(かんたん)な 漢字(かんじ)の 画(かく)の 連結(れんけつ)と 結合(けつごう)の 基準(きじゅん)(criteria)は、 連接(れんけつ)する 2つの原子(げんし) 字素(じそ)(atomic primitives)の 間(あいだ)の 角度(かくど)です。
すなわち、2つの原子(げんし) 字素(じそ) 同士(どうし)の 成(な)す 角度(かくど)が、 鋭角(えいかく)(acute angle)の 場合(ばあい)は 結合(けつごう)し、 鈍角(どんかく)(obtuse angle)の 場合(ばあい)は 分離(ぶんり)します。
これは、原子(げんし) 字素(じそ)を 決(き)める 際(さい)の 重要(じゅうよう)な 特徴(とくちょう)になります。

Table 2 Examples of Connected or Separeted Strokes in Atomic Grapheme Combination
         原子(げんし) 字素(じそ) 組(くみ)み 合(あ)わせにおける 結合(けつごう) 画(かく)と 分離(ぶんり) 画(かく)の 例(れい)

Fig. 8 Kanji Hand-writing Recognition: HWR

Fig. 9 Associative Kanji Learning

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5個(こ)の 原子(げんし) 直線(ちょくせん) 字素(じそ) (atomic straight graphemes)の2個(こ)の 組(く)み 合(あ)わせ(combinations of atomic graphemes)では、図10(Fig. 10)に示すように、5*4=20 個(こ)の 組(く)み 合(あ)わせが 生(しょう)じますが、 2.3 節で述べたように、 そのうち、鈍角(どんかく)(acute angles)のみ 接続(せつぞく) することから、HP(A), HS(F), SH(L), ST(M), PN(K), PH(V)の 6個(こ)の 組(く)み 合(あ)わせ 字素(じそ) (6 composed graphemes by 2 atomic graphemes)が 残(のこ)ります。

3個(こ)の 原子(げんし) 字素(じそ)の 組(く)み 合(あ)わせでは、HSH(X), SHS(Y), HPH(Z)の 3個(こ)の 組(く)み 合(あ)わせ 字素(じそ) (3 composed graphemes by 3 atomic graphemes)が 残(のこ)ります。

4個(こ)の 原子(げんし) 字素(じそ)の 組(く)み 合(あ)わせでは、HSHS(W)の1 個(こ)の 組(く)み 合(あ)わせ 字素(じそ) (1 composed graphemes by 4 atomic graphemes)を 残(のこ)しました。

このため、5個(こ)の 原子(げんし) 字素(じそ) (5 atomic graphemes)も 含(ふく)めると、 全部(ぜんぶ) で15個(こ) (=5+6+3+1)の 基本(きほん) 字素(じそ) (15 primitive graphemes)を 選(えら)びました。

すなわち、従来(じゅうらい)の 研究(けんきゅう)では、25 個(こ)から37 個(こ)の 数(かず)の 字素(じそ)が 必要(ひつよう)だとされてきましたが、 ここでは、日本語(にほんご)が 母語(ぼご)でない 人(ひと)が 学(まな)ぶ 日本語(にほんご) のための「やさしい漢字(かんじ)」を 目指()すことから、 4ビットで表(あらわ)される15 個(こ)を 基本(きほん) 字素(じそ) (15 primitive graphemes)としました。

なお、15の数字(すうじ)は、 満月(まんげつ)(full moon)とも 対応(たいおう)します。 また、京都(きょうと) 龍安寺(りょうあんじ)の 石庭(せきてい)の 岩(いわ)の 数(かず)も、 同様(どうよう)に、 15個(こ)で、 5個(こ)、 2個(こ)、 3個(こ)、 2個(こ)、 3個(こ)の 組(く)みになっているのに 対(たい)して、 漢字(かんじ) 原子(げんし) 字素(じそ)では、 5個(こ)、 6個(こ)、 3個(こ)、 1個(こ)の 組(く)みになっています。

なお、この15個の字素(じそ) 全(すべて)で、 常用(じょうよう) 漢字(かんじ) (kanji for regular use in Japan)の2136 個(こ) 全(すべ)てを 表(あらわ)すことができます。
しかし、こざとへん(阝)の2 画目(かくめ)は、NPが 適切(てきせつ)ですが、HP（A)で 代用()し、 「阝=フ+フ+↓」と字素(じそ) 分解(ぶんかい) (grapheme analysis)するものとします。
また、N(↘)にも、長(なが)い「丶」と 短(みじか)い「、」を 区別(くべつ)しません。
さらに、この字素(じそ) 規則(きそく)では、 冗長的(じょうちょうてき) 特徴(とくちょう) (redundant features)として、 てへん「扌」などの亅( 跳(は)ね, hook)は 有(あ)っても 無()くても 良(よ)く、 けものへん「犭」、「子」、 「家」などに 含(ふく)まれる「 曲(ま)げ(bendeng)」は 直線(ちょくせん)でも 曲線(きょくせん)のどちらでも 良(よ)いものとしています。
Both a stroke with hook and a stroke without hook in "扌" are acceptable in the simplified grapheme rules. Also both a straight stroke and a bending stroke in "犭" are acceptable.

特(とく)に、 常用(じょうよう) 漢字(かんじ) に「宇」や「芋」という 漢字()が 存在()し、 「宇=ウ+于」と「芋=艹+于」が 正(ただ)しい 字素(じそ) 分解(ぶんかい)ですが、 「宇=ウ+干」や「芋=艹+干」としても、 一般(いっぱん)の 漢字(かんじ) 教育(きょういく)では、 影響(えいきょう)が 少(すく)ないので、 漢字(かんじ)の 簡単化(かんたんか)のために 許容(きょよう)するものとします。
ただし、 人名(じんめい)など 使用(しよう)されている、 単独(たんどく) の「于」は、「干」と 異(こと)なるので、 上級(じょうきゅう) 学習者(がくしゅうしゃ)は 注意(ちゅうい)が 必要(ひつよう)です。
また、ひらがなは、漢字(かんじ)と 構造(こうぞう)が 異(こと)なるので、 画文法(かくぶんぽう) では、ひらがなの 「へ」(TN)を 含(ふく)まれないことも、 注意(ちゅうい)が 必要(ひつよう)です。
この規則(きそく)を 覚(おぼ)えると、「食」の1 画目(かくめ)と2 画目(かくめ)をPN(↙↘)の2 画(かく)で 書(か)き、 連続(れんぞく) したTN(↗↘)で 書(か)く 誤(あやま)りは 少(すく)なくなります。

Table 3 15 Atomic grapheme names and corresponding kanji
         15個(こ)の 基本(きほん) 字素(じそ)と 対応(たいおう)する 漢字(かんじ)

(Full moon means 15夜 in Japanese.)

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ここでは、 非漢字圏(ひかんじけん)の 漢字(かんじ) 学習者(がくしゅうしゃ)のために、 書(か)き 手(て)と 読(よ)み 手(て)の 間(あいだ)のコミュニケーションを、 雑音(ざつおん)の 無(な)い 伝送路(でんそうろ)と 想定(そうてい)しているので、 簡単化(かんたんか)して、 手(て)へんや 獣(けもの)へんなどの 跳(は)ねは、 有(あ)っても 無(な)くても 良(よ)いとします。
このため、以下(いか)のように、 字素(じそ) 分解(ぶんかい)できます。
扌=→+↓+↗
犭=↙+↓+↙

Table 4 Differnces of Crossing, Contact, No-Contact and Surrounding
         交差(こうさ)、 接触(せっしょく)、 非接触(ひせっしょく)、 囲(かこ)いの 違(ちが)い

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Table 5 Types of Kanji Increasing   漢字(かんじ) 造字(ぞうじ) 法(ほう)の 種類(しゅるい)

3. Kanji Analysis and Synthesis by Graphemes / 字素(じそ)による 漢字(かんじ) 分解(ぶんかい) 合成(ごうせい)

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「幸」(happiness、コウ、しあわせ)の 漢字(かんじ)で、 下(した)を「羊」で 書(か)く 誤(あやま)りが 多(おお)く 見(み)られます。 しかし、「幸=土+ソ+干」と漢字字素分解して 覚(おぼ)えると、 覚(おぼ)えやすく、また 忘(わす)れにくくなります。

また、「干」の 漢字(かんじ) を漢字字素合成検索すると、 「金、 銀、 岸、 鉄、 幸、 録、 鏡、 報、 幹、 刊、 銭、 鉱、 銅、 針、 鋼、 干、 拝、 執、 鈴、 銃、 揺、 肝、 鎖、 鑑、 銘、 鋭、 軒、 汗、 釣、 鈍、 鎮、 鐘、 鉛、 錯、 鍛、 鉢、 錠、 鋳、 錬、 錦、 鎌、 鍋、 鍵、 錮」 と「干」の 含(ふく)まれる44 個(こ)の 漢字(かんじ)が 検索(けんさく)される。

このように、連合漢字学習においては、 漢字(かんじ) 字素(じそ) 分解(ぶんかい)、 漢字(かんじ) 字素(じそ) 合成(ごうせい)を、タッチ 式(しき)で 簡単(かんたん)に 表示(ひょうじ) できるようになっています。

漢字(かんじ) 分解(ぶんかい) においては、「2 画(かく) 以上(いじょう)の 基本(きほん) 字素(じそ) を用いること」を 統一(とういつ) 方針(ほうしん)としている。
しかし、「生=𠂉+土」(2字素)の 方(ほう)が 字素(じそ) 数(すう)は 少(すく)なくなるが、 「生=ノ+十+二」(3字素)の 方(ほう)が、 筆順(ひつじゅん)を 誤(あや)りにくくなる 場合(ばあい)には、 1画(かく)の 基本(きほん) 字素(じそ)を 用(もち)いることがある。
同様(どうよう)の 理由(りゆう) で、「亜=二+口+リ」(3字素)を 「亜=一+口+リ+一」(4字素)としている。

Table Examples of Kanji Grapheme Analysis

4. Kanji Stroke Order Rules / 漢字(かんじ) 筆順(ひつじゅん) 優先(ゆうせん) 規則(きそく)

筆順(ひつじゅん)を 誤(あやま)り 易(やす)い 漢字(かんじ)は、 「右、 左、 田、 水、 山、 金」などです。

最(もっと)も 重要(じゅうよう)な 規則(きそく)として、 漢字(かんじ)を 丁寧(ていねい)に 書(か)かせるため、 最初(さいしょ)は 直交(ちょっこう)した 画(かく)(orthogonal strokes)を 書(か)き、 最後(さいご)は 平行(へいこう)した 画(かく)(parallel strokes)を 書(か)く 方(かた)が 多(おお)い 傾向(けいこう)が 見(み)られます。

In most important rule for kanji writing, there are orthogonal strokes in first stage and parallel strokes in last stage. The rule is same to neatly write. in general.

There are only 10 rules for kanji stroke orders.

[ ] is an exception notation of the rules of stroke orders.
[　]を反例(はんれい)漢字(かんじ)例(れい) です。
古(ふる)い 規則(きそく)は、 First Step Kanjiも 参照(さんしょう)してください。

1st. Block Rule of Every Grapheme or Radical

1番(ばん): 偏(へん)や旁(つくり)の基本(きほん)要素(ようそ)毎(ごと)に書(か)く

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休 林 行 作 曜  / 分 英 寺  / 時 金 鳥 長 馬 山 凸 凹  [成 裁 ]

1st 1番	⿰: 左側(ひだりがわ)の 偏(へん)と 右側(みぎがわ)の 旁(つくり)から 成(な)る
	休	休=イ+木 ⿰人(にん)べんは 先(さき)
	林	林=木+木 ⿰木(き)へんは 先(さき)
	行	行=彳+亍 ⿰行(ぎょう)人(にん)べんは 先(さき)
	曜	曜=日+翟(=羽+隹(=イ+、+丁+三)) ⿰日(にち)へん は 先(さき)
	⿱:上側(うえがわ)の 冠(かんむり)と 下側(したがわ)の 脚(あし)から 成(な)る
	分	分=ハ+刀 ⿱ 八(はち) 頭(がしら)は 先(さき)
	英	英=艹+央 ⿱草(くさ) 冠(かんむり)は 先(さき)
	誤(あや)まり 易(やす)い 漢字(かんじ)も 分解(ぶんかい)(analysis)すると 分(わ)かりやすい
	時	時=日+(土+寸) (⿰(⿱)) 日(にち)へん は 先(さき)
	金	金=𠆢+干(=二+丨)+䒑 ⿱人(ひと) 頭(がしら)は 先(さき)
	鳥	鳥=(イ+(ヨ+一+𠃌))+灬 (⿱(⿰)) ⿰人(にん)べん は 先(さき)
	長	長=(丨+(三+一))+(レ+ノ+乀) (⿱(⿰))
	馬	馬=(丨+(丁+二+𠃌))+灬 (⿱(⿰))
	山	山=⿱丨+凵
	凸	凸=⿱(一+丨+㇈)+凵 凸≠一+丨+㇎+𠃊
	凹	凹=⿱(㇈)+丨+一+凵 凹≠㇈+丨+㇆+𠃊
	[成]	成=⿰↙+(⿱戈+↴) (分解(Anaylsis)) 成= ↙+→+↴+↘+↙+↘ (筆順(Order))
	[裁]	裁=⿱𢦏+衣 (分解(Analysis)) 裁=土+衣+戈 (筆順(Order))

2nd Beauty Rule of Anti-Inertia Direction for Writing Brush

2番(ばん): 美(うつく)しく 書(か)くため、 最初(さいしょ)の 部分(ぶぶん)の 画(かく)は、 反(はん) 慣性(かんせい)の 筆(ふで) 運動(うんどう) 物理(ぶつり) 法則(ほうそく)に 従(したが)い、 横(よこ) 縦(たて)を 交互(こうご)で、 丁字形(Tじけい)を 先(さき)に 書(か)く

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王 隹  / 左 友  / 右 有 若 布 希  [干 存 在 ]

2nd 2番	王	王=→↓→→ (丁+二) 1画目(かくめ)と 2画目(かくめ)はほぼ 垂直(すいちょく)(vertical)
	左	左=→↙→↓→ (ナ+工) 1画目(かくめ)と 3画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)
	友	友= →↙→↙↘ (ナ+フ+、) 1画目(かくめ)と 3画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)
	右	右= ↙→↓𠃍→ (ナ+口) 1画目(かくめ)と 3画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)
	有	有= ↙→↓𠃍二 (ナ+月) 1画目(かくめ)と 3画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)
	若	若= 艹↙→↓𠃍→ (艹+ナ+口) 4画目(かくめ)と 6画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)
	布	布= ↙→↓𠃍↓ (ナ+巾) 1画目(かくめ)と 3画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)
	希	希= メ↙→↓𠃍↓ (メ+ナ+巾) 3画目(かくめ)と 5画目(かくめ)はほぼ 同方向(どうほうこう)(same direction)

3rd Rule of Through Straight Stroke Last

3番(ばん): 貫(つらぬ)く 画(かく)は 後(あと)で 書(か)く

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子 女 母 毎 中 申 車  / 干 甲 阝 ア  [世 ]

3rd 3番	女	女=く+↙+→
	母	母=↳+フ+↘+↘+→
	中	中=口+↓
	申	申=日+↓
	車	車=→+日+十(=→+↓)
	干	干=二+↓
	甲	甲=日+↓
	阝, ア	阝=フ+フ+↓, ア=フ+↓ (Katakana Tracing, カタカナなぞり)
	[世]	世=⿱廿(=⿱→+リ+→)+↳

4th Rule of Connections of Acute Strokes and Non-connection of Obtuse Strokes

4番(ばん): 連続(れんぞく)する 鈍角(どんかく)の 画(かく)は 分離(ぶんり)、 鋭角(えいかく)の 画(かく)は 連続(れんぞく)する

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子 爪 愛 氏 印 卵 社 初 鳥 [ 女 水 ]

4th 4番	子	子= フ+↓+→
	爪 愛	爪=𠂆+↓+↘(↙+ツ) 愛=爪+ワ+心+夂
	氏	氏=↙+レ+→+↘
	社	社=ネ+土 示(altar)=二↙ト=ラト=礻
	初	初=衤+刀 衣=亠𧘇=二↙↓メ=ラ↓メ=衤
	鳥	鳥=イ+ヨ+→+↴+灬 隹=イ↓丁三=イ↓↴三=イ↓ヨ→
	[女]	女=く+↙+→
	[水]	水=↓+フ+メ

5th Rule of Enclosure Lid Stroke Last

5番(ばん): 蓋(ふた)は 後(あと)で 書(か)く

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日 田 円 由 曲 因 国 門 明 朋 比 区 医 山 近 建 [ 起 魅 麺 ]

「筆順(ひつじゅん) 指導(しどう)の 手(て)びき」の 「原則(げんそく)4」では、 「外側(そとがわ)が 先(さき)」とあり、また、 「囗(くにがまえ)のように 囲(かこ)む 形(かたち)をとるものは、 先(さき)に 書(か)く。」とあるため、 文章(ぶんしょう)だけで、 図(ず)を 見(み)ていない 学習者(がくしゅうしゃ)の 「日」や 「国」 の手書(てが)き 漢字(かんじ) 認識(にんしき)では、 蓋(ふた)を 書(か)いてから 中(なか)を 書(か)く 誤(あやま)り(日=口+一)が 多(おお)く 見(み)られた。

このため、「蓋(ふた)は 最後(さいご)」という 規則(きそく)に 改(あらた)めた。
すなわち、字素(じそ) 分解(ぶんかい)では、 「日=冂+二」、 「田=冂+↓+二」、 「国=冂+玉+一」とし、 囲(かこ)いを 船(ふね)(ship)と 見立(みた)て、 「船室(せんしつ)(cabin)に 居(い)る 客(きゃく)(passenger)の 閉(と)じ 込(こ)め 被害(ひがい)を 少(すく)なくする 筆順(ひつじゅん)」と 考(かんが)えると 覚(おぼえ)やすくなります。

5th 5番	日	日=冂+二
	田	田=冂+↓+二
	由	由=冂+↓+二
	因	因=冂+大+→
	国	国=冂+玉+→
	門	門=↓+ヨ+↓+↴+二 門=冂+二+冂+二=明=朋
	ヒ 比	ヒ=↙+↳ (比) (Kanji Tracing, かんじなぞり) ヒ=↗+↳ (Katakana Tracing, カタカナなぞり)
	区	区=→+メ+↳ ⿶はこがまえ (匚)の 蓋(ふた)は 後(あと)
	世	世=⿱廿(=⿱卄+→)+↳ Not 3rd rule / 非3番規則
	医	医=→+矢+↳ ⿷はこがまえ (匚)の 蓋(ふた)は 後(あと)
	⿺にょうは 後(あと)が 多(おお)いが、 前(まえ)もあるので 注意(ちゅうい)すること。 Radicals which wrap around the bottom of a character are last or first.
	山	山=↓+凵 ⿶かんにょう (凵)は 後(あと)
	近	近= 斤+之 ⿺しんにょう (辶)は 後(あと)
	建	建= 聿+廴 ⿺えんにょう (廴)は 後(あと)
	[起]	起=走+己 ⿺そうにょう (走)は 前(まえ)
	[魅]	魅=鬼+己 ⿺きにょう (鬼)は 前(まえ)
麦 [麺]	麺=麦+面 ⿺ばくにょう(麦)は 前(まえ)

6th Rule of Center First

6番(ばん): 中(なか) 左(ひだり) 右(みぎ)は、 中(なか)を 先(さき)に 書(か)く

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小 少 糸 承 業 楽 薬 率 鬱  [火 忄 興 ]

6th 6番	小	小=↓+ハ 中が先
	水	水=↓+フ+メ
	糸	糸=幺+小(=↓+ハ)
	業	業=业(=リ+ソ)+䒑+未
	[火]	火=ソ+人 中が後
	[忄] 性	性=忄+生

7th Happy Rule of Left Sweep and Right Sweep

7番(ばん): 左(ひだり)はらい 右(みぎ)はらいの 順(じゅん)に 書(か)く (末広(すえひろ)がり / ハッピー)

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"八" (eight) is best rucky number in Japan. The figure of "八" is composed of "↙" and "乀" so that widen toward the end, is called as 末広(すえひろ)がり (sue hirogari) in Japanese, and means to become happy in future.

八 人 入 六 大 父 文 水 区 食 初 袖

7th 7番	人	人=↙+↘
	入	入=↙+↘
	父	父=ハ+乂(=↙+↘)
	文	文=亠+乂(=↙+↘)
	水	水=↓+フ+↙+↘
	区	区=→+メ(=↙+↘)+↳
	食	食=亽+艮(=ヨ+𠄌+↙+↘)
	初	初=衤(=↓+フ+↓+メ(↙+↘))+刀

8th Rule of Dot Last (Don't forget finishing touches.)

8番(ばん): 点(てん)は 最後(さいご)に 書(か)く (臥龍(がりゅう) 点睛(てんせい))

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寸 犬 太 玉 代 成 捕 博 機  [主 永 専 ]

Dakuten (゛) and Handakuten (゜) in Hiragana and Katakana are last.
ひらがな、カタカナの濁点(゛)、半濁点(゜)は最後

8th 8番	寸	寸=十+↘
	犬	犬=大+↘
	玉	玉=王+↘
	捕	捕 (ho) =扌+甫(=十 +月+↘, 旧字:[尃])
	お	お (Hiragana)
	ば ぱ	ば、ぱ (Hiragana)
	バ パ	バ、パ (Katakana)
	[主]	主=↘+王
	[永]	永=↘+𠃍+フ+ノ+乀
	[専]	専(sen)=十+日+寸 (旧字:[專])